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ノルウェージャンクルーズライン
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プリシラ

「プリシラ」のオープニングナンバーでは、3人のディーヴァが男性アンサンブルの頭上を飛びながら登場、ウェザーガールズの名曲、「ハレルヤ・ハリケーン」を熱唱します。この大ヒット曲で観客を盛り上げるとともに、ノルウェージャン エピックのエンターテインメントの夜が幕を開けます。 では、ウェザー(天気)なだけに、ウェザーガールズが嵐の予感を感じた場合は?

万一に備え、すべての客船で「悪天候による揺れ」が起きた際のプランを用意しています。 通常はクリエイティブチーム、ダンスキャプテン、プロダクションステージマネージャーがアイデアを出し合い、ショーのステージングや背景の展開について、あらゆる悪天候に備えた改善点を話し合っています。 この際、変更は最小限に抑え、なおかつパフォーマンスがスムーズかつ安全に進行できるよう、工夫を凝らします。 例えば「プリシラ」では、ステージ上を飛ぶはずのキャストをバックステージから登場させたり、観客のいるフロントオブハウスを通り抜けて登場するように変更します。 悪天候の場合でも、パフォーマーをショーからカットするのではなく、ただ可能な限りオリジナルバージョンに近く見える演出に変えるのみです。 また、別の例としては、「アフターミッドナイト」があります。こちらでは、揺れが激しい場合はテーブル上でのタップダンスソロをカットするかもしれません。 代わりに、テーブルの上ではなく前でソロを披露する可能性があります。

パフォーマンスの変更が決まった場合、プロダクションステージマネージャーとダンスキャプテンは変更箇所についてリハーサルを行い、変更後の演出がパフォーマーと裏方全員が安全かつ無理のないものであることを、ステージの上と外の両方で確認しています。 リハーサルを行うのは、ショーが観客から見て楽しめるものであるべきであると同時に、提供する側にとっても安全であるべきと考えるからです。 バックステージでの人や物の動きを変更するのは危険です。 ショーでは、大きな背景、家具やパフォーマーが持って使うアイテムなどの小道具を使用します。 パフォーマーが登場する場所とタイミングを変更するということは、場面の切替のタイミングや小道具の置き場も変更しなければいけないということになります。 「プリシラ」でディーヴァが「恋のサバイバル」を歌う際の登場の仕方に変更を加えるということは、バックステージでの衣装替えの場所もまた変更される事になります。 衣装替えの場所が変更になったことは、ショーがスムーズに行われるよう、出演者や衣装替えを手伝う着付け係など全員にしっかりと知らされます。

シルク・ドゥ・ソレイユ

まれにですが、ステージをキャンセルすることもあります。 すべてのショーは異なるため、残念ながら天気予報を見てショーのキャンセルを予定することはできません。 ノルウェージャン エピックのスピーゲルテントで行われるシルク ドリームス アンド ディナーショーでは、空中でのアクションやスタントなどシルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンスをご覧いただけます。 もし、ショーとディナーがエンターテイメントの基準を満たせそうにない場合には、プロダクションステージマネージャーが、チケット販売マネージャー、クルーズディレクター、ホテルディレクターの協力を得てショーのキャンセルを進めます。 当日の代わりの演目の提供や、予約の変更、返金なども検討します。

このような状況では、ショーの演出や安全性のほかにも、体調のことも考えなくてはなりません。 なかには船酔いしやすい人もいます。これは客船の従業員も例外ではありません。 乗客の皆さんと同じように酔い止め薬を飲みます。 青リンゴが吐き気を抑えるのに効果があるという人もいます。

海の上でのパフォーマンスである限り、海の様子から目を離すことはできません。 あらゆる状況に対応するプランがあるからこそ、どんな時にも最高のショーをお見せすることができるのです。