フェアバンクス、デナリエクスプレス - 南行き クルーズツアー

この日の朝、ノルウェージャンクルーズラインのツアーマネージャーがフェアバンクスのホテルにてお客様をお出迎えします。 午前中は豪華な大型バスでフェアバンクスの市街ツアーに出かけます。 このツアーにはトランスアラスカ石油パイプラインの訪問も含まれており、フェアバンクスの地域社会全体がよくわかる内容になっています。 昼食を各自で済ませた後、リバーボートディスカバリーに乗船し、アラスカの中心部へと向かう3時間のリバークルーズをお楽しみいただきます。 5世代に渡りアラスカの河川を拠点としている家族が運営するこのクルーズでは、ブッシュパイロット（辺境地を飛ぶパイロット）が船の横で離陸、着陸する様子を見たり、アラスカの辺境地での飛行体験を直に聞くことができます。 ツアーの途中には、アサバスカ先住民の暮らしを再現した村を訪れるガイド付きのウォーキングツアーがあり、フロンティアの生活に浸ることができます。 トウヒの丸太で作られた山小屋をご覧ください。こうした先住民の住居のおかげで、強靭なアサバスカ民族はこの過酷な環境の中を何千年も生き延びてきました。

夕方からの時間には、フェアバンクスを探索したりオプションのツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

ご宿泊：フェアバンクス

午前中は、アラスカ鉄道でデナリ国立公園まで列車の旅をお楽しみください。道中は車内を散策したり、食堂車で食事を購入したり、また心地良いリクライニングシートで壮大な景色を楽しむのもよいでしょう。 アラスカ鉄道アドベンチャークラスは1階建ての車両で、高い天井、大きな角窓、ゆったりとしたレッグルームを備えています。 列車がツンドラの高台を通りヒーリーキャニオンの渓谷へと入っていく辺りでは、車窓から野生動物が見えるかもしれませんので注意を向けてみてください。

デナリ国立公園で楽しめるのは山だけではありません。ここには600万エーカーに及ぶ野生地が広がっています。 昼食を各自で済ませた後、アラスカの自然がそのまま残されたこのエリアに通じる唯一の道を進んでいきます。 公園内をツアー中、この地域の動植物に関する詳しい解説を聞きながら、公園に生息し自由に動き回る野生動物の姿を見ることができないか探してみてください。 この美しいエリアを訪れている間に、広大な原生地でなければ感じられない寂寥と静寂をぜひゆっくり味わってください。

デナリ ナチュラルヒストリーツアーでは、デナリ国立公園を訪れ、見事な景色を楽しんだり、国立公園の歴史に触れることができます。

ご宿泊：デナリ

大型デラックスバスでデナリからウィッターへと向かいます。 アンカレッジを見て回るツアーを楽しんだ後、スワードハイウェイを通ってターナゲインアームへと南下します。 「アメリカを代表する景色の良いハイウェイ」と言われるこの道路からは、クック湾とチュガッチ山地の素晴らしい景色が見渡せます。 山と海が織りなすドラマチックな風景をご覧ください。 その後、ヘラジカ、クマ、ジャコウウシなど、この地域に生息する動物を近くで見ることができるアラスカ野生動物保護センターを訪れます。 このセンターでは、親とはぐれた動物を救済し行き届いた世話をする活動を一年中行っており、アラスカの野生動物の保護と保全に尽力しています。 自然に返すことができない動物については、センターが継続して保護します。

ウィッターからノルウェージャン ジェイドに乗船し、7日間のアラスカクルーズへ出発します。

アンカレッジからわずか60マイル程度の距離にありながら、ウィッターはまるで別世界のよう。 この奥まったところにある小さな町は、急峻な山とパッセージ運河の合間にあり、長さ2マイルのアントン・アンダーソン記念トンネルを通る陸路でしか行くことができません。第二次世界大戦中に軍事拠点として設立されたウィッターは、今日では名所であるプリンス・ウィリアム湾への入口として知られています。荒々しい絶景が続く沿岸と水路には、クマやシロイワヤギ、ドールシープ、クジラ、アシカ、ラッコなど野生生物が豊富に生息しています。 冒険心を解き放ち、数あるアウトドアアクティビティに挑戦してみたり、湾の一部を遊覧する景観ボートツアーをお楽しみください。

ハバードグレーシャーは北米最大の潮水氷河。 ターコイズブルーの表面が畏敬の念を抱かせるこの氷河は標高約400フィート（うち250フィートは水中）、地表に出ている部分は場所によってビルの3 〜4階相当に達することもよくあります。 海に面している部分は約6マイルあり、全長は76マイル。この巨大な氷塊は、一度目にするとそう簡単には忘れられません。 この辺りではハクトウワシやゼニガタアザラシ、シャチ、ザトウクジラなどさまざまな野生動物が生息していますので、氷河のそばをクルーズしている間は目を凝らしてみましょう。

「北風の吹かない場所はどこ？」。 そんなセリフが有名なアイシー海峡は、アドベンチャーを追い求める人たちにとって新しい体験をさせてくれる場所です。 満ちあふれる感動、興奮・・・そこには自然本来の姿があります。 アイシー海峡はまた、人間よりも野生動物の方が多いという、世界でも数少ない場所のひとつです。 アイシー海峡でひとときを過ごせば、間違いなく冒険心が満たされることでしょう。 アイシー海峡からクルーズに乗船して、アラスカの荘厳な景色やノルウェージャンクルーズラインが提供する様々なオプションツアーをお楽しみください。

ジュノーは、トレーシーアームフィヨルド、ジュノー氷原、グレーシャーベイ国立公園などからの卓越した氷河の眺めを誇り、「アラスカ最高峰の体験」と呼ばれています。 他にも、数多くある保護水路のひとつでカヤックを漕いだり、遊覧飛行やダウンダウンツアー、砂金取りの体験もできます。 ジュノー郊外にある雄大なメンデンホール氷河は約12マイルの長さで、歩きがいのあるトレッキングコースとなります。

水路の奥にあるこの地方都市は、1896年から1897年のわずか1年の間に、数張のテントのグループから、金を探す20,000もの人々が集まる町へと急激な成長を遂げました。 そして現在、ここを訪れる旅行者たちは、ゴールドラッシュ時代を復元した建物が並ぶ魅力的な散歩道を歩きながら、その時代に思いを馳せます。

雨量の多いケチカンは、世界で最も豊かな大自然を誇る地域のひとつです。 トリンギットインディアンの言葉で「鷲の広げた翼」を意味する「Kach Khanna」に由来する名前です。 ケチカン（ワードコーブ）着のアラスカクルーズでは、シトカの樹上にとまる見事なワシの姿を目にできるかもしれません。

アラスカのインサイドパッセージの島々の間を抜けて、他では見られない驚きの風景や野生生物をご覧ください。

雪をいただくノースショアの山々と太平洋の豊かで青い海の間に位置するバンクーバーは、洗練された大都市でありながらも小さな町の魅力を併せ持っています。 現代芸術家ヘンリー・ムーアの彫刻がアクセントとなっている、130エーカーの市民植物園クイーンエリザベスパークをお見逃しなく。