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ノルウェージャンクルーズライン
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フォー・ザ・ レコード:ザ・ブラットパック

照明の設置やセットの組み立てなど、技術者たちの頑張りのおかげで、ついに出演者たちがステージに立てるようになりました。 ブラット・パックによる上演までに、プロダクションステージマネージャーは全員で行う安全確認を指揮します。 これは、パフォーマーとミュージシャンにすべて照明を点けたステージとステージ裏を見てもらい、彼らの視点から安全を確認し調整を行うための作業です。 陸上でも海上でも、ショーの安全性は重要です。 ショーに関わるすべての人々が、安心してパフォーマンスできる環境を整えたいと考えています。 パフォーマーのみならず、技術者の皆さんについても同じことです。

「フォー・ザ・ レコード:ザ・ブラットパック」のステージは、主に大きな階段と舞台で構成されています。 つかまる手すりはないため、パフォーマーは事前に全体の様子を把握しておかなくてはなりません。 パフォーマーが階段を駆け上がったり駆け下りたりできるよう、衣装デザイナーやスタイリストと協力し、ほどけそうな靴紐やサンダルなど危険性のあるものは使わないようにしました。 パーフォーマーは、ステージ裏の環境を把握しておくことも大切です。 パフォーマンス中のバックステージには、無数のワイヤーや、「アフター・ミッドナイト」の背景などがあります。 暗い中でも見えるよう、技術者たちはバックステージ全体に蛍光テープや白いガムテープを貼りました。 これで危険な箇所が分かり、つまずくことがなくなります。

全員が安心して新しいステージに馴染んできたら、いよいよ本番に向けての練習開始です。 すべてのスタッフとパフォーマーが協力し、技術的な部分とミュージカルの台本や音楽をひとつに融合させるには、長い時間がかかるものです。 たいてい劇場は別のショーで使用されているため、この作業は陸上で数日から数週間かけて行います。 陸上でも複雑なのですから、船上ではさらに困難をきわめるでしょう!

ノルウェージャン エスケープは運航中であるため、船内には乗客の皆さんがいます。 その間にショーの準備をすることは非常に困難です。 そのため、クルーズディレクターとプロダクションステージマネージャーは、客船のスケジュールが空いているか、またはドック入りしている間などの乗客がいない間に、準備ができるよう計画をたてます。 運航中は、「フォー・ザ・レコード」の準備のためだけにエスケープシアターを使うことはできません。 エンターテイメント部門が、エスケープシアターをイベントやアクティビティに使用しているためです。 一番人気のあるイベントはビンゴです。また、他の部門もクルーズ1日目に開催されるポートショッピングガイドなどにこのシアターを使います。夜には「アフター・ミッドナイト」 のパフォーマンスやウェルカムアボードショー、ゲストエンターテイナーや世界中の乗組員によるショー、時には3D映画が上演されることもあります。

このような状況を調整するため、作業の多くを船内の他のスペースで行ったり、シアターをリハーサル用に確保したりします。 日中のアクティビティが少ない入港中は、準備が比較的簡単になります。 出演者とミュージシャンが日中にリハーサルできるよう、業者が夜通し照明や音響の準備をします。 エスケープシアターの技術者たちは、日中はステージ裏で働き、夜間は舞台背景や機材の製作を業者と共に行います。 ショーの準備と上演のどちらにおいても重要な技術者のチームは、この期間中非常に忙しくなります。 このプロセスを完了するには、チーム全体の協力が不可欠です。

準備期間中の労働時間に配慮しながらも、ショーの初日とクリエイティブチームによる検証日という2つの重要な日程に遅れるわけにはいきません。 すべての準備が完了していなければならないショーの初日は、おそらく最も重要な日ではないでしょうか。 これは、ショーがパフォーマーにとっては安全で、観客の皆さんにとっては高い価値があるものとなっている必要があるためです。 クリエイティブチームが承認するまでには、変更が行われる場合もあります。 ほとんどの作品では、観客への上演前に「プレビュー」公演を陸上で行います。いつもというわけではありませんが、エンターテイメント部門が船内の乗組員用の初日前夜公演を開催することもあります。 ノルウェージャンクルーズラインの船内エンターテイメントを、ぜひお楽しみください!