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フォー・ザ・ レコード:ザ・ブラットパック

ノルウェージャン エスケープは、現在大忙しです。 「バーン・ザ・フロア」のように複数の客船で上演されるショーはありますが、ひとつのショーが同じ客船内で場所を変えて上演されることは稀です。 4月9日より、フォー・ザ・ レコード:ザ・ブラットパックはサパークラブから上階のエスケープシアターでの上演となりました。 「アフターミッドナイト」はザ・エスケープのオープン以来、ここで上演されてきました。「フォー・ザ・ レコード」は最新の上演作品です。

これまで、サパークラブで夢中になって楽しめる3品のディナーとして上演されていた「フォー・ザ・レコード」は、「ブレックファスト・クラブ」、「すてきな片思い」「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」「フェリスはある朝突然に」など1980年代の若手俳優をフィーチャーした映画のシーンと歌を組み合わせたロックスタイルのミュージカルです。 ショーは現在準備中です。キャスト、ミュージシャン、制作チーム、運営スタッフが一丸となり本番に向けて最後の仕上げに取り組んでいます。 陸上でのショーの準備は一大プロジェクトですが、船上でのそれは物品の手配なども加わってさらに大掛かりになります。 ショーの準備は背景や照明、映像、音響など技術面から始まります。

準備初日に、背景や照明、映像、音響機材、衣装、そして小道具などが入った輸送パレットを客船に積み込みます。 そのためには、港湾事業者やブリッジとの調整を重ね、客船の着岸の向きやパレットを客船に積むためのクレーンの手配などを行わなくてはなりません。 「フォー・ザ・レコード」の技術面はプロジェクトマネージャーが監督し、調整を行います。 プロジェクトマネージャーは、ショーで使用されるすべての機材と背景の発注、発送、搬入を取り仕切ります。 若手俳優の出演者も含め、ほとんどは母港であるマイアミ港で船に積み込まれます。

でも、何かが足りなかったり、客船に積み忘れたらどうなるのでしょうか。 陸上でのように再発注や再発送で翌日には劇場に再配達というわけにはいきません。 船内のシアターはスケジュールに合わせて港から港へ移動するため、プロジェクトマネージャーは足りないものを見つけ、どうすれば効率よく船内に運び込めるか検討しなくてはなりません。 また、デザイナーや技術者と、不足品がショーの準備に与える影響も確認する必要があります。 ツアーと同じです。

次にデザイナーが、機材が技術者により所定の位置に設置されたか確かめます。客席の間に配置されたステージ、照明器具、音響用のケーブル、スピーカーやモニターなどです。 エスケープシアターは、ブロードウェイクラスのショーが楽しめる場所です。 ただし、ブロードウェイの劇場と違うのは、同時にいくつかのショーの公演があることです。 ショーの公演はローテーションが組まれています。 つまり、同じ寝室で眠る兄弟姉妹のように、いくつかのショーがスケジュールと楽屋を共有しているわけです。 船内の制作監督と舞台監督は、「アフター・ミッドナイト」と「フォー・ザ・レコード」がどのようにステージと楽屋を共有するか計画を立てます。 この計画では物品の確実な収納に関して、海が穏やかな時と荒れている時を想定しなくてはなりません。 たとえ客船が厳しい天候の中にあっても、しっかり固定されていない物があって、人や船内設備が傷つくようなことがあってはなりません。

「フォー・ザ・レコード」の技術面については、制作監督に加えて、デザイナーと技術者のチームが厳しい検討を重ねます。彼らは準備期間のために特別に契約している請負業者です。 請負業者と船の技術者が力を合わせ、人員を確保し、請負業者が「フォー・ザ・レコード」を計画通り手際よく成功させるまで24時間体制で働きます。

そろそろ、出演者とミュージシャンがステージと楽屋を安全に行き来し、リハーサルを行う準備がほとんど整った頃です。 フォー・ザ・ レコード:ザ・ブラットパックの初日はもうすぐです。今後も舞台裏の情報や楽しいニュースをお知らせします!